2012年05月21日

「他力本願のすすめ」

 前回も少し書きましたが、最近、「親鸞」さんに興味があります。何となく、最近よく見かけるような気がするのは気のせいでしょうか?
 ぼくは、自分のことは、自分でがんばって、思うように生きていたいと思いますが、自分ではどうしようもない理不尽な力の存在は知っています。自分でどうしようもないもことは、いろいろあるし、いらだったり、落ち込んだりすることも、多々あります。
 ここで言っている「他力」というのは、自分以外の力のことを指していて、その他力に翻弄される世界に対して、一つの考え方、心構えのようなものが、浄土真宗の教えの1つなのかなと思いました。ぼくは、自力でがんばることの大切さを知っているので、すべてに共感とはいきませんが、考え方としては、ありだと思うし、これで、救われる人はたくさんいるようにも思えました。特に、今のような、いろいろな災難がつぎつぎと起こる不安定な世には、受け入れられる思想のような気がします。
 宗教だからと、毛嫌いせず、昔の有名な考え方を学ぶことも、たまにはいいのかもと思う今日この頃です。
 読みたい本が貯まっているのに、なかなか時間が取れません。さて、さて、どうしたものか。

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2012年04月01日

「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」を読んで

 もう随分前に、ほぼ日で、対談があって、面白そうだったので、買っていた本なのですが、この間、ちょっとした時間が出来たので、やっと読むことができました。
 「グレイトフル・デッド」というのは、アメリカのロックバンドなのですが、いわゆる、有名どころのロックバンドとは、ちょっと違った戦略をとったバンドらしいです。「デッドヘッズ」と呼ばれる、熱狂的なファンを持つことで、一般的なバンドと逆のことをすることで、(例えば、コンサートで楽曲の録音を容認したり、CDで稼ぐことをしなかったりなどなど)最終的には、ビートルズやストーンズよりも儲けてしまったバンドらしいです。
 このグレイトフル・デッドを分析しているのが、この本なのですが、いわゆる、昨今のフリービジネスと相通じるものがあって、とても興味深かったです。インターネットのような世の中が来るずっと前から実践しているこのバンドは、何も、特別なことをしている訳ではなくて、総じて言えば、ファンを大事にしているということに尽きる気がしました。ぼくは、今回読んだだけでは、恐らくその一部しかわかっていないような気がしていて、いろいろなヒントがこの本の中には、隠されているような気がしています。珍しく、何回か、読み返してみたいと思う本に出会えました。
 この本を推薦しているほぼ日の糸井さんは、とても面白いことをいろいろ試していらっしゃると思うのですが、ほぼ日でどういうことがやりたいのかの一端が、この本を読んで、ちょっとだけわかった気がします。気持ちいいビジネスって、実は、手の届くところにあるのかもしれないなと、ちょっと思ったり、思わなかったりしました。


グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
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2012年01月08日

新年最初の一冊

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年は、本当にいろいろなことがありましたが、懲りずにできることをやっていきたいと思います。

 この年末・年始に、本を何冊か読む時間ができました。その中で、木村秋則さんのリンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)というのを読んだのですが、これが、面白かったです。この本は、ふらっと立ち寄ったブックオフで、暇つぶし用に買った本なのですが、ぼくにとっては、当たりでした。

 この木村秋則さんという方は、自然栽培という方法で、りんごの栽培をされている方です。自然栽培というのは、肥料も農薬も使わない農法で、素人なぼくが考えても、ちょっと無謀なことなのではと思うのですが、さまざまな困難を克服して、長い時間をかけて、自然栽培でりんごの栽培に成功された方です。漫画やなんやで、自然農法のようなことを知識で知って、そんな循環を自分のまわりに構築できたら、理想だろうなと思うことは、多々ありましたが、木村さんのすごいところは、それを、ビジネスとして、成り立つようにコントロールしているところです。本当に自然になすがままにまかせるのではなく、栽培という人がコントロールしたほうがいいツボを抑えて、不自然なことをせずに、農業として成立させているところが、本当にすごいです。昔々の人類は、自然をよく観察して、自然を敬い、自然と付き合いながら、食料を確保していたと思うのですが、木村さんは、それをいい意味で人口的に再現してるのではと思います。

 この本を読んでいると、今の農業で起きていることに対する疑問や、問題なんかもよくわかるし、今は、不自然な状況なんだろうなと思うことしかりです。食の安全なんかは、もちろんですが、政策なんかも、多いに問題がありそうですよね。
 人口問題が、よく話題にあがりますが、ぼくは、今の人口は多すぎると思っています。経済的、年金のことなんかを考えれば、人口は、右肩上がりでなければいけないのかも知れませんが、そんな状態は、やはり、不自然なのではないでしょうか。そんな今の人口を支えているのは、今の不健全な効率のいい食があるからで、体に悪かろうがなんだろうが、この人口に消費される食が確保出来なければ、生きていけない人が出てきてしまいます。まさに、赤潮のように、栄養過多になった異常現象が、今の人間の世界なのではないのかと思ったりするわけです。こんな中で、生産性を無視した、健康志向の話をしたところで、仕方がないと思っていたところに、木村さんの方法は、一つの解を示しているように思えます。今後、この自然栽培が、普及して、日本の伝統農法になったりすると、とても素敵だなと思います。

 それにしても、りんごの自然栽培って、本当に難しいんですね。一度、農薬付け、肥料過多になってしまった環境を自然のサイクルに戻すには、それなりの年月が必要なようです。この農法は、すばらしいけれど、切り替えるには、それなりの覚悟がいりそうですよね。新年そうそう、いろいろな、刺激を貰った一冊に出会えました。

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2010年08月22日

「フリー」を読んで

 Wired編集長のクリスアンダーソンさんが書かれた本。別の本を買いに行ったときに隣に平積みされていたので、ついつい買ってしまいました。隣に置いてあった無料商法について書かれた、日本人著書の本はつまらなそうでしたが、この本は、思った以上にロジカルに話しが展開していたので、面白かったです。
(ちなみに、クリス・アンダーソンさんは、ロングテールで有名な方らしいです)

 一番知りたかったことは、Web上で展開されているフリーサービスがどのように収益を上げているかということだったのですが、その点についての明確な答えは得られなかったような気がするのですが、なかなか参考になる話が多々ありました。明確な答えがなかったというのは、Googleを除く、無料サービスは、結局のところ、まだ、十分な収益を上げることが出来ておらず、現在模索中という感じらしいです。有名どころの、facebookやGoogle傘下のYoutubeなどは、そのサービス単体では、十分な利益はでてないらしいです。人を集めること、それ自体に価値を見いだしてもらい、大きな企業に買収してもらうことが、サクセスストーリーになっているようですが、買収した企業にて、収益を上げることが出来なければ、結局ビジネスとしては、成り立たないのでは?と疑問符が付いてしまいました。
 今のWebで成功するには、マスメディアとしての価値以外の方向性というのは、なかなか難しいのかも知れません。それは、多くの聴衆(ユーザー)を独占できるかどうかということですから、成功するところは、一握りに限られるのかも知れません。これは、あくまで、ビジネスとしてみた場合ですが、成功と失敗の差というのは、とても大きくて、独占状態になれないと、成功しないということなのかも知れませんね。

 ただ、インターネットの世界は、まだ、出てきて間もないインフラで、急速に進化を遂げていってますから、今後、どうなるかなんて、予想も出来ないと思います。あるいは、何処かに金の卵が眠っている可能性は、否定できないなと、ぶつぶつと考えてしまいました。

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2009年10月04日

欲望解剖

 テレビなんかで最近有名な、脳科学者、茂木健一郎先生の名前につられて買った本なのですが、共著の田中洋先生の話も面白かったです。
 買った理由は、脳科学から見た、マーケティングの考察を読みたかったからなのですが、マーケティングを専門にしていらっしゃる田中先生の話を読んで、欲望について、まじめに考えてしまいました。

 これまで、欲望とは何かと、まじめに考えてみたことはないような気がします。話の流れで、いろいろな場面で、欲望という言葉が出てきますが、欲望とは、と聞かれると、ちゃんと答えることが出来ないような気がします。

 マーケティング用語でよく出てくる、ニーズとウォンツそれにデマンドという言葉があります。この定義は、田中先生の場合、ニーズが、人間の基本的な要求(例えば、食欲とか性欲など)。ウォンツは、ニーズを満たす、商品やサービス。そして、デマンドは、それらの提供形態のことを指すようです。このよな形態の場合、人為的に操作できるのは、ウォンツとデマンドの部分で、いかにこれらを使って刺激して、ニーズを満たして行くかが議論になるようです。
 これらの考えの基本には、ニーズという考えが不可欠ですが、このニーズは、何々がないという考え方が基本になっています。これは、欠乏していることによる欲求とでも言えばいいのか、ないから欲しいという欲望が元になっています。
 ところが、最近では、この"ない"ということが満たされてきています。少なくとも、物理的な物に対する欲求は、かなり満たされてきてしまいました。そんな現状では、最早、この考え方では、通用しないのかも知れませんね。
  
 ということで、いろいろと話が展開して行くのですが、そんな、話を読みながら、まじめに欲望について考えたら、何か答えが出るのだろうかと、迷走してしまいました。
 結局、答えは、よくわからないのですが、人間の欲望とは、とても興味深いことなんだと気づいただけでも、収穫でした。
 ぼくは、欲望という観点から、物事を見たことがないような気がします。これから、こういう視点も気にしながら、いろいろ考えてみたいと思います。


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2009年09月20日

「100万回のコンチクショー」

 野口健さんの「100万回のコンチクッショー」を読んでみました。野口さんは、清掃登山や、最近では、遺骨収集など、いろいろアクティブに活動されている有名人で、blogをチェックしては、勝手に勇気を貰っている方です。そんな野口さんの生い立ちなんかにちょと興味があって、本を読んでみたというわけです。
 なかなか複雑な環境で育ってこられたようで、あの反骨精神は、こういうところから出てきているのかと、ちょっと納得してしまいました。ぼくも、子供のころ、学校の先生から、「何糞精神でがんばれ」と言われていた時期があって、妙に、その言葉は残っています。苦しくなるとそのことを思い出しては、叫んでいる自分がいるのですが、野口さんのように外に発散はしてないかも知れません。
 この本で、印象的だったのは、「失敗を許さない日本社会」。このことを繰り返し語っておられます。野口さんは、日本以外にもいろいろな国で生活されており、また、リスクの高いことをいろいろやって来られたので、感じることができたのでしょう。
 確かに、言われてみると、日本人は保守的で、冒険や挑戦という類に、あまり積極的でないかも知れません。成功した者以外は、酷い扱いをうけているのが現状で、失敗した者は、やり直しの機会が与えられない、そんな社会なのかも知れません。
 これから、先の世の中、リスクを背負わず、何もしないでやり過ごすことは、許されない世の中になるような気がしてます。積極的にチャレンジしていける社会というのが、大事になるのかも知れませんが、果たしてそんな社会になることは、あるのでしょうか。


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2009年08月14日

海馬-脳は疲れない-

 池谷裕二さんと糸井さんの脳についての対談本なのですが、対談にしては、中身があって、面白かったです。
 今、人工知能に興味があるので、脳の話は、とても興味深いです。その中でも、今回の本は、海馬に注目していて、とても参考になりました。
 海馬は、記憶を司るところで、入力部分になると言われているそうです。人は、刺激を受けると、海馬で神経細胞が構築され、ネットワークを築いていくそうです。この海馬は、常に活動していて、歳を取ってからも、増減しているのだそうです。
 人は、年を取るまでにいろいろな経験を積んでいきます。それらたくさんの経験の記憶が、海馬によりネットワークで繋がると、いろいろなことがわかるようになるということらしいです。
 海馬は、常に活動しているので、刺激がなくなると、神経細胞が減るということもあるそうです。常に、刺激のある生活を送ると、海馬の神経細胞が増え、新たな刺激と過去の刺激が繋がって、成長出来るということになります。これは、歳を重ねたほうが有利という、とても心強いことですよね。確かに、スパーおじいちゃんは世の中に居て、頭のいい人は存在しますよね。
 このお話は、単純に考えると、経験の組み合わせです。各の経験が独立していると、たいしたことにはなりませんが、これらが、繋がると、指数関数的に伸びることになります。本誌では、ちょっと出来る人と出来る人の差が、出来ない人とちょっと出来る人の差よりも、格段に大きい理由にもなると書かれていました。逆に、このネットワークのノードの数が増えるだけで、べき乗で、能力が上がることもあり得るのかも知れません。(単純に経験するだけではだめで、繋がるということが必要ですけどね)
 体力は、歳を取れば、衰える一方かも知れませんが、脳は、あるいは、鍛え続けることが出来るのかも知れません。脳は変化を好む傾向にあるようです。歳を取っても刺激的な生活。これが、キーポイントなのかも知れません。


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2009年08月13日

エッセイスト 伊丹十三

 伊丹十三著の「女たちよ!」を読んで、今、「ヨーロッパ退屈日記」を読んでいます。ぼくのイメージでは、伊丹十三という人は、やっぱり監督というイメージがあるのですが、なかなかどうして、本も面白いです。
 これらの本が、出た時代にこんなことが書けるというのは、その当時は、結構、衝撃的だったのではないかと思いますが、今読んでも、かっこいいと思います。
 伊丹十三という人は、センスのかたまりのような人だったのではないでしょうか。この本を読んでいると、端々に、センスの良さを感じます。内容は、多岐にわたっているので、ある意味まとまりがないような印象も受けるのですが、読んでいると、何だか気分がよくなってくるような気がします。ちょっとした暇つぶしに読むのがいいかも知れません。
 いやいや、もっと深いものが隠れているのかも知れませんが・・・。やっぱり、伊丹十三ワールドを楽しむというのがいいような気がします。



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2009年06月01日

話を聞かない男、地図が読めない女(その2)

 昨日の続き。男性は、空間能力に優れていて、女性は苦手なんだそうです。これは、表題の地図が読めない女の部分。女性は、3次元的にものをとらえるのが苦手なので、例えば、ナビをするとき、地図の向きを進行方向に向けて確認するのだそうな。(南に進んでいるときは、地図を逆さまにするということ。これ、ぼくもたまにやるけどな・・・)
 ということは、方向音痴は、女性のほうが多いってことなのかな。と、ググってみたら、そういう記述が多いですね。でも、統計は見つからなかったので(一生懸命探してないけど)、真偽のほどは、よくわかりません。 方向音痴は、男性にもたくさん居るような気がするのはぼくの思い違いなのかな。まあ、女性にナビを頼むのは、やめたほうがよさそうです。
 そう言えば、車のナビに、進行方向に合わせて、地図が変わる機能がありますよね。曲がっても、常に、上に向かってナビの地図が変わる機能。あれは、女性に合わせて作られたものなのかも知れませんね。実は、ぼくは、あの機能がかかっていると、却って混乱することが多いので、OFFして、常に、上が北になるようにして、使ってました。この機能は、便利な場合も多々あるのですが、全体がわからなくなって混乱することのほうが多い気がしていたのですが、なるほど、女性は、このほうがいいのかもしれませんね。
 ナビが出て、本当に喜んでいるのは、助手席でナビをしなくてよくなった女性なのかも知れませんね。


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2009年05月31日

話を聞かない男、地図が読めない女

 ちょっと軽いものが読みたいと、だいぶ前に友達から貰った本を読み始めています(以前、流行っていたみたいですね・・・。今頃読んでますが・・・)。
 まだ途中ですが、男と女は、そもそも脳の作りが違うので、出来ることも違うという趣旨のことが書かかれていて、なるほどと思うところが多々ありました。もし、男性が女性について、これこれが理解出来ないとか、女性が男性に対して、これこれが理解出来ないと悩んでいるようであれば、一度読んでみるのもいいかも知れません。何かしら、とっかかりにはなりそうです。
 この本を読み始めて思ったのですが、こういう話は、何も男女の違いだけではないのではないかと思います。脳の違いというのは、少々ショッキングで、人間はみんな同じと考えたい気持ちが出てくるかも知れませんが、例えば、声なんかは、みんなそれぞれ違うことは認識できます。目隠ししてても、声の違いでそこに居る人がわかったりするのは、その違いを認識出来ているからですよね。声なんて、生まれ持っているものです。極端に声が高い人や、低い人もいます。これらは、声帯の作りや大きさで決まってくると思われますが、後天的にそなわるものとは考えにくいですよね。もって生まれた能力となります。
 こういう小さい違いは、本当にたくさんあるような気がします。この小さな違いが、才能の違いとして現れているのではないかと最近考えるようになってきています。
 このことは、何も身体的なことだけにとどまらず、脳にも違いがあるのではと、この本を読んで思いました。それが、後天的に学習で備わるのか、生まれつきなのかはわかりませんが、例えば、言語について
(おしゃべり)は男性より女性のほうが優れているのだそうです。優れているというのは、脳で使っているところが違うのだそうです。こういうことを個人差で見ていくと、何々が得意な人は、脳の使い方が違うという話しに行き着くのかもしれません。
 得意、不得意は、訓練で修正出来るという人がいますが、ぼくには、そういうふうに思えないことが多々あります。確かに、少しずつ学習によって出来るようになる場合もありますが、例えば、絶対音感を訓練で出来るようになるのかと言われると疑問です。
 人は、不平等に出来ている。これは、事実として認める必要がありそうです。だからこそ、お互いが補完しあう関係が必要になってくるのかも知れませんね。


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2009年04月20日

アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書

 世の中大変なことになっているらしいのですが、なんだかよくわかってないというのが正直なところなのかも知れないなと。それなりに、世の中の動向とか見ているのですが、今ひとつピンとこないのは、経済学の基礎すらないからなのかも知れないと思い、これを読んでみました。
 かなり基礎的なことが書かれていて、正に基礎の基礎が知りたいなら読んでみるといいかも知れません。この本の中では、特にインセンティブということばが繰り返されていましたね。考え方の基礎はそこにあるのかも知れません。

 日本の高校には、経済学や金融学、経営学などないですが、こういう分野は、正に現代を社会人として生きていくなかで、知っておいたほうがいいもののような気がしますよね。そういう知識が身につくと、経営者は困るのかも知れませんが・・・。
 

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2009年03月17日

「逃げないカネ」と「逃げる株主」

 こちらで、絶賛されていたので、「経営の力学」という本を読んでいます。まだ途中ですが、なるほどと思ったところをメモ。

 株式市場の力学の源泉は、「逃げないカネ」と「逃げる株主」のねじれが生んでいるという説明がありました。
 これは、なるほどと思いました。株って何処か違和感があるシステムだと思っていたのですが、出資者は、会社に対して責任を負わないんですよね。だから、株主は、株価つまりお金の上でのマネーゲームになってしまう。確かに、お金を出資している株主というのは、会社にとっては大事な存在ですが、株主は、儲けてくれる会社であればなんでも良いわけです。それで、会社は、株主のものという考え方はちょっとおかしいような気がします。
 広くお金を集めるシステムとしては、いいシステムなのかも知れませんが、こんなことに振り回されるのって、なんだか良い感じはしませんよね。株主にしてみれば、会社の中身なんかどうでもよく、ようはお金を稼いでくれる会社が良い会社なわけです。短期で、お金を稼いで、しまえば、「逃げる株主」でさよならされる。それに振り回されている今の会社のシステムから、いいものが出てくる気がしないのは、ぼくだけですかね。
 大きな会社で、多くの利益を、多くの雇用をと考えれば、株式というのは、意義のあるものなのでしょうが、やっぱり、大きなひずみを抱えているのでは、とつらつらと考えてしまいました。
 


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2009年03月04日

なぜ新規事業は成功しないのか

 このご時世、ますます新規事業なんて、難しくなるのではないかと考える反面、新しいことにチャレンジしなくては、やっていけなくなるのではないかと、不安に思ったりしますよね。ぼくは、自分が面白く働ける環境を求めていて、どちらかというと、会社の中で、新規事業を立ち上げるというよりは、独立起業で、そういう環境を作れないだろうかとたまに夢想したりします(考えるだけなら、ただなので)。ですが、ビジネスなんかを考えるにしても、どういう条件が揃って成功するビジネスが成立するのかが、皆目見当がつかずにいました。
 この本には、新規事業を立ち上げるためには、どういう道筋で考えて行き、どういう評価をしていくのが有効なのかが記されていて、一つの考え方として、非常に参考になりました。
 とかく、この手の本には、いろいろな成功事例について、後付で分析している本が多く(分析自体が間違っているわけではありませんが)、書かれている内容がケースバイケースで、ある意味まとまりがないことが多いのですが、この本は、企画のたてかたから、運営の仕方までをいろいろなツールを使った分析方法が事例とともに記してあるので、考えをまとめていくにはかなり参考になるのではないかと思いました。
 ただし、これを実践しようとすると、かなりの労力を裂いてデータなどを集める必要があるので、本気になってやる気がないと、ちょっと辛いかも知れません。
 何はともあれ、いままで、雲をつかむような感じだったものが、少しは見えるようになってきた気はします。(ほんの少しですけどね)

 この本は、別の本を本屋に見に行ったときに、たまたま見つけた本です(目的の本は見つからなかった)。昔はよく本屋へ行ってぶらぶら物色していたのですが、最近は、ネット検索から本探しているような気がしますね。こういうことがあると、たまには、本屋をぶらぶらする時間の使い方も悪くないなと思いました。


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2009年02月22日

男前経営論

 ずっと前に、友人から、本捨てるから、欲しいのあったら持って行っていいよと言われて、結構な量の本を譲ってもらいました。捨てると言うだけあって、一回読んだら、もういいかと思うものが多そうなのですが、自分へのメモも含めて、読んだ本について、書いて行ってみようかと思った次第です。この本以前に読んだ本も、何冊かあるのですが、まあ、気が向いたら、書いてみようかと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、この本は、下着の通販ショップとしては、結構有名らしい、ピーチ・ジョンという会社の、野口美佳社長が書かれた本です。(TVなんかで結構有名ですよね)もう、出版されて、随分経ってますけど、メモのつもりで。

女性ながら、やっぱり社長を仕事としてやっていらっしゃるだけあって、ちゃんとした考え方をお持ちだとおもいました。
とかく、女性は、イメージで動いていそうなのですが、この方は、ぶれないしっかりした考えを持っていらっしゃる印象をうけました。

この中で、印象に残ったのは、

男は、データ。女はイメージを理解する。
これ、思い当たる節がありますよね。でも、男がみんなデータ重視かというとそういうことは、ないような気もします。まあ、データは、平均点を上げる、安定させることが可能などの効力はありますが、所詮過去のものですからね。
イメージで訴えかけたりすることは、万人に対してわかりやすいことで、このテクニックに優れている人は、いろいろと有利ですよね。
女の勘ってのも、この辺りとリンクしているのかも知れませんね。

顧客リストからストーリーを読み出して、初めてビジネスに生かすことが出来る。
この物語という考え方、最近、別の本でも読んだんですよね。
この物語を想像できるかどうかというのは、物作りにも必要なことだと思うんです。ソフト作りにおいても、使う人がどのような使い方するのかを想像できるかどうかで、かなり差が出てくるような気がしました。
(本文とは、ちょっと外れちゃってますが)

この他にも、体験を元にした会社経営について、いろいろ書かれていますので、こういうことに興味がある方は、かなり参考になると思います。ぼくは、こういう本を読むと、社長にはなれないな〜とへこんでしまいますけどね。



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