2012年01月15日

自己修復する電子回路

 古い話になってしまいましたが、米大学の研究者が自己修復する電子回路を開発という記事が出てました。生物と、電子機器との大きな違いは、自己修復能力がないということですよね。生物は、いろいろなものを食料として、体内に取り込み、微生物との共存で、生体を維持しています。ちょっとした傷なら、自分の持っているものを使ってうまく修復してしまいます。
 一方、電子機器は、バッテリーや、電源などの電気エネルギーだけで、動作するよう作られていますので、亀裂や、ひびが入れば、当然ながら修復されることは、ありません。ちょっとした傷程度なら、自己修復してしまうようなしくみって面白いですよね。ここに提案されているものは、カプセルを一度使ったら、おしまいのように思えるので、材料を充填すれば、カプセルの生成まで出来るようなものができたら、面白いでしょうが、なかなか難しそうですよね。

 前に成長していく製品の話を書きましたが、ロジックの成長だけでなく、ハードも、環境に合わせて変化するようなものが出来たら面白いかも知れませんね。修復もそうですが、温度や湿度、光などなど、環境に合わせて、固くなったり、柔らかくなったり、退化したり、進化したり。育て方によって変化する製品が出来ると面白いなと思います。動物なんかをまねるのは、難しいかも知れませんが、植物くらいなら、出来ることがあるのではないか?なんて、夢想してしました。
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2012年01月09日

黒柳徹子さんのAIBO

 年始のテレビで、何回か黒柳徹子さんをお見かけしました。いや〜、元気で、面白い方ですよね。歳を忘れさせてくれるあのキャラはなかなかお目にかかれません。正に、テレビ向きだなと感心するのですが、話の中でペットロボットのAIBOを飼っているという話を徹子さんがされていました。以前にも、何かで聞いたことがあるように思うのですが、何でも、徹子さんのAIBOは、徹子さんの愛情?で普通することが出来ない動作をするようになったらしく、AIBOを作ったエンジニアが、見に来たことがあるようなことを仰ってました。

 ぼくは、最近、成長する製品のようなものが作れたら、面白いよなとよく考えることがあります。進化するなんて言うと大変かも知れませんが、ちょっとだけ成長するようなものであれば、今の技術で頑張れば、作れるような気がします。これまで、人は、自分のライフスタイルに合わせて、いろいろなものをチョイスしてきました。カスタマイズという言葉がありますが、カスタマイズは、人が自分に合わせていろいろと調整することをいいます。これらのことを自動でやってしまうようなものって面白いですよね。
 実は、Web上では、地味に、そういう仕組みを取り入れているところってありますよね。過去の履歴をヒントに、いろいろとやってくれます。時には、煩わしさを感じることもありますが、これらを、もっと人に近づけて、人が合わせるのではなく、人に合わせる製品が作れないかなと思ったりします。そうすると、同じ製品であるにも関わらず、人の数だけ、個性のある物になって、物に愛情を持てる時代が来るかも知れません。実際、ロボット掃除機ルンバを見て、健気なやつで、電池が減ったっても、捨てられないと言っている人がいたりします。物に対して、そういう接し方って面白いですよね。
 空気を読む電化製品。気が利く電化製品って何かいいですよね。生活の中で賢くなって、けれど、一人一人を認識してやり過ぎない。そういう電化製品が作れると面白いよな〜と、思う今日このごろです。
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2012年01月08日

新年最初の一冊

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年は、本当にいろいろなことがありましたが、懲りずにできることをやっていきたいと思います。

 この年末・年始に、本を何冊か読む時間ができました。その中で、木村秋則さんのリンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)というのを読んだのですが、これが、面白かったです。この本は、ふらっと立ち寄ったブックオフで、暇つぶし用に買った本なのですが、ぼくにとっては、当たりでした。

 この木村秋則さんという方は、自然栽培という方法で、りんごの栽培をされている方です。自然栽培というのは、肥料も農薬も使わない農法で、素人なぼくが考えても、ちょっと無謀なことなのではと思うのですが、さまざまな困難を克服して、長い時間をかけて、自然栽培でりんごの栽培に成功された方です。漫画やなんやで、自然農法のようなことを知識で知って、そんな循環を自分のまわりに構築できたら、理想だろうなと思うことは、多々ありましたが、木村さんのすごいところは、それを、ビジネスとして、成り立つようにコントロールしているところです。本当に自然になすがままにまかせるのではなく、栽培という人がコントロールしたほうがいいツボを抑えて、不自然なことをせずに、農業として成立させているところが、本当にすごいです。昔々の人類は、自然をよく観察して、自然を敬い、自然と付き合いながら、食料を確保していたと思うのですが、木村さんは、それをいい意味で人口的に再現してるのではと思います。

 この本を読んでいると、今の農業で起きていることに対する疑問や、問題なんかもよくわかるし、今は、不自然な状況なんだろうなと思うことしかりです。食の安全なんかは、もちろんですが、政策なんかも、多いに問題がありそうですよね。
 人口問題が、よく話題にあがりますが、ぼくは、今の人口は多すぎると思っています。経済的、年金のことなんかを考えれば、人口は、右肩上がりでなければいけないのかも知れませんが、そんな状態は、やはり、不自然なのではないでしょうか。そんな今の人口を支えているのは、今の不健全な効率のいい食があるからで、体に悪かろうがなんだろうが、この人口に消費される食が確保出来なければ、生きていけない人が出てきてしまいます。まさに、赤潮のように、栄養過多になった異常現象が、今の人間の世界なのではないのかと思ったりするわけです。こんな中で、生産性を無視した、健康志向の話をしたところで、仕方がないと思っていたところに、木村さんの方法は、一つの解を示しているように思えます。今後、この自然栽培が、普及して、日本の伝統農法になったりすると、とても素敵だなと思います。

 それにしても、りんごの自然栽培って、本当に難しいんですね。一度、農薬付け、肥料過多になってしまった環境を自然のサイクルに戻すには、それなりの年月が必要なようです。この農法は、すばらしいけれど、切り替えるには、それなりの覚悟がいりそうですよね。新年そうそう、いろいろな、刺激を貰った一冊に出会えました。

リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)
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posted by mogura at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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