2009年07月05日

日常に使われるものとデザイン

ほぼ日の"フィンランドのおじさんになる方法"の中で、フィンランドの食器について(こちら)、書かれていたのですが、その中に以下のようなことが書かれていました。

アラビア社は、マリメッコと同じように、
戦後の、貧しく悲しいフィンランドを、
暮らしに最高のデザインを入れていくことで
明るく、前向きにささえていきたいと
ねがっていたようです。
そしてカイ・フランクの哲学は、きわめてシンプル。
美しさは実用のなかにあり、
日常に使われるものには、デザイナーの名前は要らない、
ということでした。つまり「無名性」です。
また、カイ・フランクがつくる作品は、
金銭的に厳しい生活を余儀なくされている人たちの
生活空間や生活スタイルが熟慮されています。
食器が重ねられるというのは、
収納スペースをそれほど
必要としないということを意味します。
組み合わせが簡単であるというのは、
いろいろ使いまわしながら、同じお皿でも
組み合わせひとつで食卓の表情をかえられることに。
丈夫であることは、長く使えることにつながります。

誰でも買えるものに、最高のデザインを。
そんな時代につくられたものが、
いまも、フィンランドの各地で、
大切に使われているのでした。


 この考え方、ぼくは、とっても好きですね。"誰でも買えるものに、最高のデザインを"なんてなかなか言えないと思います。
 デザインは、注目を集めること、つまり目立つことが目的の中の一つです。そのため、奇抜なデザインというのは、とかく、実用性を犠牲にしようとします。でも、普段使っているものは、やっぱり、使いにくいと飽きてくような気がするんですよね。使いやすいけど、かっこいいもの、かわいものが、目指すべきものなのかも知れません。
 この使いやすいというところ、実は、あまり評価の対象にはならないような気がします。なぜなら、それが当たり前になってしまうからです。使いにくい場合、文句はたくさん出てきますが、使いやすい場合、そのことに対するお褒めの言葉は出てきません。使いにくいものが、使いやすくなれば、お褒めの言葉が出てきますが、それは、何か違う気がします。そんな、マイナスの評価しかされないところに目を向けるというのが、何だかいいと思います。

 もう一つは、長く使えるものという考え方。これは、今の時代に逆行しています。使い捨ての現代は、商品のライフサイクルは、短くなくてはなりません(と、声に出して言う人はあまりいませんけど)。どんどん大量消費して貰わないと企業が儲からないからです。
 でも、ぼくは、自分が何か作るとしたら、末永く使って欲しい。だから、丈夫で長持ちするものということも考えてしまうような気がします。ごみの問題がささやかれる昨今、こういう昔の考え方もいいのかもとちょっと思ったりします。

 分野は、違えど、ものをつくるというのは、その人の考え方が出てきて面白いですね。今の時代と反対のようで、実はそうでないような、そんな漠然とした思いを感じました。
posted by mogura at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | From M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

周囲の電波から充電可能な携帯電話機

 周囲の電波から充電可能な携帯電話機というのが出てました。
 TVや携帯の基地局などなど、ぼくたちの周りでは電波が飛び交っています。その電波を電力に変換し、充電してしまえという発想です。
 電波による電力電送や、無線充電のような発想は、珍しいものではないのですが、効率などを考えるとなかなか実用に耐えうるものが出来ないというのが現状のようです。これは、太陽電池にも言えていて、少ない面積で、如何に効率良く電力を取り出すかがポイントになります。
 NOKIA社が、これを、実用レベルまで持ってきたということであれば、とても面白い試みだと思います。これで、充電しないでも使える携帯が出来ることになりますから。
 電源という基礎的なところでも、まだまだ、進化させるネタはあるんですね。今後に期待といったところでしょうか。
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2009年06月19日

テレビマンユニオンを知って

 ほぼ日で、糸井さんが大好きな、伊丹十三監督の特集が始まったのですが、トップバッターとして、番組製作会社・テレビマンユニオンの副社長、浦谷さんとの対談が掲載されています。もちろん、この対談はとても魅力的なのですが、こちらの下のほうを読んで、テレビマンユニオンに少し興味を持ちました。
 ぼくは知らなかったのですが、検索してみると、Wikiにも、説明が出てました。
 いや〜、面白い会社ですね。時代は違えど、ぼくは、今まさに、こういう感じを抱いています。
「大きな会社に属していては、 制作者として自立しきれない」

は、まさに、感じる所が多いです。ぼくは、才能がないけれど、作るという行為は、とても好きです。自分の作りたいものをやりたい。でも、それと、仕事が一致するなんてことのほうが少ないのかもしれません。でも、それを、自ら提案し、バランスを取ることが出来たら、そんな幸せなことはないのかも知れないなと最近思います。とは言え、ここらあたりは、やはりそれなり才能がいるようで、企画力という意味では、ぼくは、才能がないような気がしますね。
 こちらに、テレビマンユニオンの企業理念が出ています。企業理念って大事ですね。今でも、この考え方は、新しさを感じます。
 分野が、違うので、きっとテレビマンのようにはなれないのでしょうが、エンジニアの分野で、こういう職場で働けたら楽しいだろうなと思います。いいものを世の中に出したい。そのおこぼれで生活出来るようになれたら、いいのになと思うのだけれど、経営が入ると、とたんに難しくなる。本当は、もっとシンプルな世界でいいのではと思うのは、ぼくが、子供だからかも知れませんね。
 
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2009年06月08日

トラ技のバックナンバーその後

 結局、図書館で借りました。トラ技のような雑誌が図書館で見れるなんて知りませんでした。
 借りたのは、世田谷中央図書館。ちゃんと検索して、あることを確認してから行きましたよ。
 ここ以外でも、川崎や横浜なんかは、この手の雑誌を置いているそうです。ちなみに、国会図書館は、検索でうまく引っかかりませんでした。まあ、ないということはないと思いますが。

 それにしても、思ったより、盛況でしたね。図書館と言えば、学生と思っていたのですが、結構年配の方とか、大人の方が勉強してました。意外に人気があるようです。平日だと、きっとそんなことはないのでしょうが、本が好きな人ってのは、まだまだいるんだなと思いました。

 読み捨てたいようなものは図書館で十分だなと思いました。ブックオフで買って捨てるよりは、図書館のほうがいいかも。ただし、2週間で読まなければいけないし、返却しに行かなきゃいけませんけどね。
posted by mogura at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | From M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月05日

お金ってバーチャル?

 ほぼ日の<現実にないけれど、あることになってる世界。> を読んで、いろいろ考えさせられました。(糸井さんも、迷いながら書いているような感じを受けたのは、ぼくだけでしょうか?)

 お金ってなんだろうと、友達が悩んでいたことを思い出します。
 昔は、金(キン)と文字通り換金できるから、意味があったのでしょうが、今は、確かに、バーチャルの世界で、数字だけが動いているのかもしれませんね。
 経理をやっている友達は、帳簿に、現実感のない数字を書いていることに、最初は罪悪感と戸惑いを感じていたけれど、人間、だんだんと慣れてくると言っていたことを思い出します。

 ぼくは、こんな数字に支配されたくないという気持ちが強いかもしれない。なんでも、金で解決すると思うなという気持ちは、こういうところに、現れているのかも知れませんね。(負け惜しみに聞こえるか)

担保もいらない、貴金属としての金の保証もしない、
ひたすらに数字が数字を決定していく経済のなかに、
ぼくらの世界は漂っている。


 すごく、衝撃的な考察だけれど、今のぼくたちの現実だったりします。お金は、大事なものだと思うけれど、マネーゲームに興味のないぼくは、このことにすごく違和感を感じてしまいます。

 本当にすごいと思えることは、お金を稼いでいる人のことではなくて、やっぱりそれに見合う価値を創造している人たちなんだと思います。お金が本当の意味で、そういうものの評価の基準になってくれれば、面白い世の中になるのかも知れませんね。
 まあ、そうなったら、そうなったで、厳しい世の中だということになるのかも知れませんが・・・
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2009年06月01日

話を聞かない男、地図が読めない女(その2)

 昨日の続き。男性は、空間能力に優れていて、女性は苦手なんだそうです。これは、表題の地図が読めない女の部分。女性は、3次元的にものをとらえるのが苦手なので、例えば、ナビをするとき、地図の向きを進行方向に向けて確認するのだそうな。(南に進んでいるときは、地図を逆さまにするということ。これ、ぼくもたまにやるけどな・・・)
 ということは、方向音痴は、女性のほうが多いってことなのかな。と、ググってみたら、そういう記述が多いですね。でも、統計は見つからなかったので(一生懸命探してないけど)、真偽のほどは、よくわかりません。 方向音痴は、男性にもたくさん居るような気がするのはぼくの思い違いなのかな。まあ、女性にナビを頼むのは、やめたほうがよさそうです。
 そう言えば、車のナビに、進行方向に合わせて、地図が変わる機能がありますよね。曲がっても、常に、上に向かってナビの地図が変わる機能。あれは、女性に合わせて作られたものなのかも知れませんね。実は、ぼくは、あの機能がかかっていると、却って混乱することが多いので、OFFして、常に、上が北になるようにして、使ってました。この機能は、便利な場合も多々あるのですが、全体がわからなくなって混乱することのほうが多い気がしていたのですが、なるほど、女性は、このほうがいいのかもしれませんね。
 ナビが出て、本当に喜んでいるのは、助手席でナビをしなくてよくなった女性なのかも知れませんね。


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2009年05月31日

話を聞かない男、地図が読めない女

 ちょっと軽いものが読みたいと、だいぶ前に友達から貰った本を読み始めています(以前、流行っていたみたいですね・・・。今頃読んでますが・・・)。
 まだ途中ですが、男と女は、そもそも脳の作りが違うので、出来ることも違うという趣旨のことが書かかれていて、なるほどと思うところが多々ありました。もし、男性が女性について、これこれが理解出来ないとか、女性が男性に対して、これこれが理解出来ないと悩んでいるようであれば、一度読んでみるのもいいかも知れません。何かしら、とっかかりにはなりそうです。
 この本を読み始めて思ったのですが、こういう話は、何も男女の違いだけではないのではないかと思います。脳の違いというのは、少々ショッキングで、人間はみんな同じと考えたい気持ちが出てくるかも知れませんが、例えば、声なんかは、みんなそれぞれ違うことは認識できます。目隠ししてても、声の違いでそこに居る人がわかったりするのは、その違いを認識出来ているからですよね。声なんて、生まれ持っているものです。極端に声が高い人や、低い人もいます。これらは、声帯の作りや大きさで決まってくると思われますが、後天的にそなわるものとは考えにくいですよね。もって生まれた能力となります。
 こういう小さい違いは、本当にたくさんあるような気がします。この小さな違いが、才能の違いとして現れているのではないかと最近考えるようになってきています。
 このことは、何も身体的なことだけにとどまらず、脳にも違いがあるのではと、この本を読んで思いました。それが、後天的に学習で備わるのか、生まれつきなのかはわかりませんが、例えば、言語について
(おしゃべり)は男性より女性のほうが優れているのだそうです。優れているというのは、脳で使っているところが違うのだそうです。こういうことを個人差で見ていくと、何々が得意な人は、脳の使い方が違うという話しに行き着くのかもしれません。
 得意、不得意は、訓練で修正出来るという人がいますが、ぼくには、そういうふうに思えないことが多々あります。確かに、少しずつ学習によって出来るようになる場合もありますが、例えば、絶対音感を訓練で出来るようになるのかと言われると疑問です。
 人は、不平等に出来ている。これは、事実として認める必要がありそうです。だからこそ、お互いが補完しあう関係が必要になってくるのかも知れませんね。


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2009年05月27日

トラ技のバックナンバー

 仕事の関係で、資料あさりをしていて、2006年のトラ技に知りたい情報が掲載されていそうだったので、その内容が読みたいと探しました。ところが、トラ技のバックナンバーは、原則18ヶ月までしか取っていないということで、2006年となると、入手が非常に困難らしいということが判明しました。
 それで、バックナンバーを置いていそうな、大きな本屋や、古本屋を回ってみたのですが、結局手に入れることが出来ませんでした。後は、図書館で借りるしか手がないような感じなのですが、置いている図書館は、少なく、一件検索してみたら、たまたま読みたいと思っていた号は貸し出し中でした。(トラ技を置いている図書館があるなんて、今回初めて知りました)
 この手の技術雑誌って、古くなっても使えるものが多いので、割と需要があるのではないかと思うのですが、古本屋で扱っているところなんてないですね。実は、これ、本になっている必要がないので、電子データにして、データベース作って買えるようにしてくれると良いのになと思うのですが、どうでしょうね。(需要ないかな?)
 年間CD-ROMという一年単位のもの(トラ技は月刊誌)は、販売されているのですが、1枚1万円以上する値段だと、買う気がしないんですよね。バックナンバーは、基本的には古い情報ですので、電子データで提供するかわりに、安い値段で必要な情報だけを買えるようにしてくれると結構利用するような気がします。電子データなら、在庫を抱える必要はないし、管理費もあまりかからないから、埋もれているものがお金に替わっていいんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。
 技術系の情報誌って、雑誌の形になっていること自体おかしいような気もします。新しい技術をどんどん掲載し、捨てていくのではなくて、積み重ねていくことに意味が出てくるような気がします。データとして残して行って欲しいものは他にもたくさんあるような気がします。ビジネスのねたになりませんかね〜。
posted by mogura at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | From M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

トイレで読書

 トイレで新聞読んでて、怒られるお父さんの話を何処かで聞いたことがありますが、最近、トイレで、読み物をするようになりました。それも、難しい類のもの。ぼくの場合、例えば、技術雑誌や論文、参考書といった類です。時間にして、長くても10分かそこらなのですが、これをやるようになって、読まずに積んでいたものが少しずつ消化されているような気がします。
 なぜ、トイレなんだろうと人ごとのように考えてみたのですが、トイレって良くできた個室なんですよね。だから、集中出来るのだと思います。用を済ますまで、動くことも出来ないし、他にやることもないしで、周りからの誘惑にも負けようがない。と、もっともらしい理由を考えてみました。
 難しい本って、読み始めるまでが長くなって、ついつい後回しにしてしまいがちです。読み始めない理由を探して、いろいろな他の用事をやったりしてしまいます。日頃の習慣に関連づけて、これをやる時には何か読むなんてことを実践すると、だんだん、読む時間が増えてくるのかも知れないなとちょっと思いました。
 たかが10分なのですが、毎日続けていると、たいした量になってくるものです。他にも何かに、応用出来るかも知れませんね。
posted by mogura at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | From M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

高山義浩先生

 黄金週間も、終わりに近づいてきてますね。ぼくは、今年は、結局遠出しなかなかったのですが、海外から帰ってくる方々について、昨今のインフルエンザ報道で、いろいろ騒がれてますよね。それで、糸井さんのほぼ日を見ていたら、新型インフルエンザの基礎知識から対策まで。ってのを見つけたので、読んでみました。(この騒動が起こる前のインタビュー記事みたいですね)
 この記事は、インフルエンザに対する国の対策が、とても分かり易く書かれているので、一度読んでみるといいと思います。(こういう啓蒙活動って、問題が起こる前に徹底的にやったほうが、きっといいのでしょうが、問題が発生しないと、TVなんて、動かないもんなんですね)

 それで、そのことは、その記事を読んで頂くとして、ぼくは、この高山先生にちょっと興味をもちました。というのも、この記事の中で紹介されている戦時下の医学部長というお話を読んだからです。この内容は、かなり衝撃的ですよね。こういう経験をされた方が、国の対策室のメンバーをやってらっしゃるということが、ちょっと意外であると同時に心強く思いました。
 他にも、国際保険通信のバックナンバーにいろいろな経験談が書かれているようですので、これから、暇な時に読んでみようかと思っています。
 世の中では、物語ではなく、正に、現実として、こういうことが起こっているということは、心に留めておく必要がありますよね。
posted by mogura at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | From M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする